RSSとOAI-PMH
ネット対談始末記

XooNIpsを動かしてみた

 某大の方から、メールで「うちの機関リポジトリに登録した雑誌のメタデータをハーベストしませんか?」というお申し出を頂いた。ありがたいお話。

 ということで、OAI-PMHなハーベスタと検索インターフェースぐらいは用意しないとまずいなあ、でも今あるプロトタイプだと検索がいまいちだし。仕様を書いたのは自分なので文句も言えず。

 で、先日慶應大のシンポジウムで発表があったXooNIpsに目をつけた。参加しておいてよかった。
XooNIpsはXoopsのモジュールとして構成され、

  • MySQL
  • PHP
  • Apache

で動作する。当然であるがXOOPSのその他のモジュールも利用できる。開発は理化学研究所脳科学総合研究センターニューロインフォマティックス技術開発チーム

 リポジトリに登録するデータの投稿→(査読→編集)Xn→掲載の流れをサポートするDspace等と違い、ラボや研究所単位での「従来のように論文などの紙を媒体とした書誌による情報だけでなく,実験データ,数理モデル,シミュレーションプログラム,結果のデータやグラフ,URLなど電子情報を含めた様々な研究資源をインターネットによって共有する」(http://xoonips.sourceforge.jp/modules/bwiki/index.php?intro-aboutより引用)システムで、論文、グラフ、URL等のアイテムタイプごとに入力項目を変えて対応できる。研究室や研究チーム内などで情報共有を図るにはよさそうなツール。

 データの公開レベルは

  • Public(一般に公開。OAI-PMHでのハーベスト対象)
  • Group(特定のグループ内でデータを共有)
  • Private(個人用のフォルダ)

となっており、Publicにデータを上げるためにはmoderatorによる査読を通すこともできる。OAI-PMH対応リポジトリからのデータハーベストも可能。これだけあれば十分だ。

 やはり大きいのは検索も元々の使用言語が日本語であること。これだけでも大分敷居が低く安心だ。

 詳細は、

 を参照されたい。ダウンロードにはユーザ登録が必要。

 ということでインストール。当方ではFerodaCore4上で構築してみた。早速MySQLのダウングレード(4.1系から4.0.26へ)。あとはODBC系のドライバ、XOOPSのインストールと続く。
 ここまで終わるとXooNIps本体の導入になる。XooNIps構築の際に必要となるPHP拡張ライブラリ、Abstract Layerの構築でmake installすると

[root@cl3 AL]# make install
make[1]: Entering directory `/usr/local/src/xoonips/AL'
test -z "/usr/lib/php/modules" || mkdir -p -- "/usr/lib/php/modules"
/bin/sh ./libtool --mode=install /usr/bin/install -c 'XNPAL.la' '/usr/lib/php/modules/XNPAL.la'
/usr/bin/install -c .libs/XNPAL.so /usr/lib/php/modules/XNPAL.so
/usr/bin/install -c .libs/XNPAL.lai /usr/lib/php/modules/XNPAL.la
PATH="$PATH:/sbin" ldconfig -n /usr/lib/php/modules
----------------------------------------------------------------------
Libraries have been installed in:
/usr/lib/php/modules
If you ever happen to want to link against installed libraries
in a given directory, LIBDIR, you must either use libtool, and
specify the full pathname of the library, or use the `-LLIBDIR'
flag during linking and do at least one of the following:
- add LIBDIR to the `LD_LIBRARY_PATH' environment variable
during execution
- add LIBDIR to the `LD_RUN_PATH' environment variable
during linking
- use the `-Wl,--rpath -Wl,LIBDIR' linker flag
- have your system administrator add LIBDIR to `/etc/ld.so.conf'

See any operating system documentation about shared libraries for
more information, such as the ld(1) and ld.so(8) manual pages.
----------------------------------------------------------------------
make[1]: `install-data-am' に対して行うべき事はありません。
make[1]: Leaving directory `/usr/local/src/xoonips/AL'

とwarning。XNPAL.soは生成されているが、何が悪いのか。ライブラリのパスを変更したりするなど試行錯誤したがここではまり、窮して公式Webサイトのフォーラムで質問。「それでOK。インストールを続けてください。」との返事があり、安堵。ありがたい。
続いて、XOOPSのSYSTEM ADMIN->ModulesからXooNIpsや各種アイテムタイプをインストール。あとはFAQに従いphp.iniのmemory_limitを適当に増やしてapacheを再起動。おお動いたよ。PMIDから論文のメタデータを引いて登録できたりするよ。すばらしい。

 そのほか、ついでと思ってyum install perl-*とかしたらいつの間にかMySQLのバージョンが元に戻っていたりなど手戻りもあったが、安定して運用できそう。

 と、そんなこんなで休暇のうち1.5日程度費やされる。新しいソフトのインストールって楽しいよね。でもそれでいいのか。まあいいや。

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