レゴで図書館を作ってみた
PSPがDNSを引かなくなる件について

Catalogerになりたくて

図書館退屈男。目録と図書館システム担当職員。でも目録は初体験。

「目録はじめてですぅ。レファレンスは何とかなります。でも得意なのはシステム系です」って、超少数派マイナー路線なのかもしれない。「今まで何やってたんですか」「それって、司書でなくてもよろしくなくて?」「覚えておきなさい。こんな司書、滅多にいないんだからね!」とか聞こえてきそう。
何か司書としてのIdentityを考えてしまう秋の夕暮れ。

とはいえ、係の主業務だから四の五の言わずにNACSIS-CAT目録システム講習会(図書コース)に「経験年数:3ヶ月」(20年6月現在)と正直に記入して果敢にエントリー、第5回を受講できることになったので行ってきました。(雑誌コースは落選しました。また来年。)
日程は10/15-17の2.5日間だけれども、今年度からは以下が必須になりました。これで0.5日分講習を短縮したとのこと。

通知は8/22付。約一月使って、しっかり予習してこいよ、ということですね。事前学習習得テストは10問/100点満点x3。とりあえずクリアできました。

この講習会はあくまで目録システムについて習得するものなので、日本目録規則(NCR)など各種目録規則については「概要を理解しており(記憶している必要はない)、規則を適宜、関連資料から参照できる。」ことが前提条件。目録規則そのものを教えてもらえるわけではありませんが、「NACSIS-CATの場合は情報源と目録規則をどのように解釈し規定の項目に入力するか」を学べます。

講師は大学図書館の方とNIIから委託を受けたNPO法人大学図書館支援機構から数名。略歴のご紹介はありませんでしたが、いずれ劣らぬ目録のベテランの方々とお見受けしました。

カリキュラムは大まかに以下のような感じで。各日の最後には容赦なくセルフチェックテストがあるのがポイント(先のセルフラーニングシステムを使います)。

  • 目録検索
  • 所蔵登録(1日目ここまで)
  • 書誌流用入力(階層なし)
  • 書誌流用入力(階層あり。親書誌子書誌とか中位の書誌とかはここで。)
  • 書誌流用入力出版物理単位(Volフィールドに追加するアレ)
  • 総合目録DBからの流用入力(2日目ここまで)
  • 新規入力
  • 書誌修正
  • 補講(3日目ここまで)

まず検索を覚えて入力対象書誌を確実にDBからヒットさせ所蔵を付与することを学び、参照ファイル(TRCMARCとかJPMARCとかUSMARCとか)からの流用、そして階層構造への変換(JPMARCには階層概念はない)。出版物理単位追加(NACSIS-CATでは「固有のタイトルを持たない」(例えば上下巻)は場合は同一書誌レコードになります。JPMARCはそれぞれ別レコードになっています。)。

このあたりをきっちり押さえてから、新規入力や書誌修正など、やっとNACSIS-CAT上のBOOKファイル上のレコードを直接触わる作業に入れます。この順序が、NII的に考える入力に要求されるスキルと実業務との関係なのかなあ、と感じました。つまり、「書誌修正」(参加館の独断で修正できる項目は限られます)はわかっていな奴は行ってはイカンゾ、と。共同構築している総合目録のポリシーと品質を維持する努力の必要性を肌で感じることができましたし、講師の方からもその意気込みが伝わってきました。

いずれにしても、集中して多数の事例の目録入力を行う、しかもベテランの講師のサポート付き、というのはハードですが勉強になるまたとない機会でした。


講習初日。実習中に質問をしたら、講師の方から話しかけられました。

講:「[図書館退屈男]さんですよね?」
図:「はい…。」
講:「まさか[図書館退屈男]さんがいらっしゃるとは…。」
図:「はあ…恥ずかしながら目録は採用15年目にして初めてなので…。」
講:「名簿を見て、『どうして』と思っていたんですよ…。僭越かもしれませんがよろしくお願いします…。」
図:「と、とんでもございません! こちらこそ…お手柔らかにお願いいたします…。」

周囲に「今度NACSISの目録講習にいくよ」というと、「講師ですよね?」「[図書館退屈男]さんが受講生だと、講師もやりにくいでしょうね~。」といわれる昨今。そんなことないんです。本当に目録系は苦手なんです。


前日はOpen Access Day記念? SPARC Japan セミナー2008 「日本における最適なオープンアクセスとは何か?」(資料あり)に参加してきたので、4日間NIIに通い詰めでした。しかもハイテンションなセミナーの気分を引きずったまま。疲れがどっと出た週末でした。この日は昼も「夜の部」もハイテンションでした。楽しい一夜を企画していただき、ありがとうございました。夜の部の詳細は、坂東慶太さんのブログあたりからどうぞ

このときにこっそり配布したLEGO図書館パンフレットは、改めてエントリを立てて公開予定です。LEGO話にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

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