コミック

嵐の中で輝いて

 関東は早々と春の嵐が吹き荒れましたが、今度こそJavaScriptとかAJAXとかJSONを学ぼうと思い書店に入るも、出てくるときに手にしていた袋に「AJAX+JavaScriptコマンドブック」はともかく「機動警察パトレイバーの秘密(新装版)」が入っていたのはなせなのか。

 そうだよな、篠原重工もシャフトも筑波や土浦に研究所があるはずだけどどこだよ、とか、あとリボルテック98式AVとかグリフォンの出来がよくて、零式も期待できるし買わなきゃとかそういう話ではなくて、問題は後藤隊長の項。p46。ここに突っ込むだけのために購入したといっても過言ではない。(カッコ内は前述書記載のコミックス掲載個所。丸数字は両括弧に変換。a, b, cの記号は筆者付与。)
 まず、

a. カラオケも好きで、『愛奴』というカラオケスナックによく出没するようだ。((15)97)

なぜここで突っ込まない。コミックに描かれた看板を見ただけでアドレナリン噴出でしたが。まあいい。次。

b. (前略)よく「おーていかちゃんす」というポップス調の曲を口ずさんでいるから、(後略)((5)179,(12)139)

ここもスルーだ。なぜ。
そして極めつけは

c. 新聞記事を調べながら「やまのような仕事」というフレーズを口ずさんでいたことがあるか、これはたぶん即興で作った歌だろう。((7)88)

 ここまで来ればこのblogの読者の方々ならお分かりだろう。

a.『愛奴』は1972年に結成された浜田省吾と町支寛二が所属していたロックバンド、
b.「おーていかちゃんす」は特注軽量マイクスタンド(とても欲しい)をブンブン振り回す様がカコイイ大友康平(というかHOUNDDOG)の「AMBITIOUS」、
c.「やまのような仕事」は浜田省吾の「J.Boy」。

 ということで、作者が日本のロックについて造詣があることは容易に想像できる。
 また、後藤隊長の年齢については記述がないが、「埋立地に飛ばされた」「切れすぎる」カミソリ後藤の名から、脱落したノンキャリア、かつ隊長という職から想像するに年代としてはおそらく40代、作品の舞台となっている時代が1990年代であることから、浜田省吾(1952年生)とはほぼ同年代と考えられる。また、浜田省吾のファンの平均年齢層は高い。故にa-cの想像についてもあながち間違ってはいないだろう。(作品の設定などについてはWikipediaがとても詳しい。)

他にも似たようなネタはあったような気がするのだけれども、もう一度読み返さないと思い出せない。うー。

で、結局この部分しか読んでない。[後で読む]


機動戦士ガンダム 第08MS小隊 5.1ch DVD-BOX (初回限定生産)はまだ買っていない。


[追記]

件の資料には、

つまり、イングラムVSグリフォンの戦いは、NEC(日本)VSアップル社(米国)の戦いの投影されたものでもあるのだ。

とある。(p.131)

グリフォンに実装されているASURAの詳細は分からないが、NEC対AppleよりはPC98+MS-Windows3.1(intel) 対 VMS(alpha)の方が自分にはしっくり来る。特に理由はないけれど。PowerPCとかと違う。ハードに特化した、というか。なんとなく。そんな感じ。