専図協全国研究集会初日+雑記
2006/06/23
たまには気楽に雑記。
今日明日は専図協全国研究集会参加のため日本科学未来館へ出張。
つくばエクスプレスを秋葉原駅でうっかり寝過ごし、折り返して発車する寸前に飛び降りたのはともかく、新橋からはゆりかもめ。無人で全自動で運行。それを見た修学旅行生と思しき中学生が一言、
「こんなに科学的になっているんやなあ」
「科学的」。サイエンスの前線で仕事をしていてもついぞ聞くことのない言葉。彼の中では「科学的=カコイイ、スゴイ」と同義なのだろう。人はいつまで「科学の力」を信じていられるのだろう。世に伝え残す側として、胸に刻んでおこう。
16:15から基調講演。「図書館を使い倒す!~取材の現場からの期待と注文」 千野信浩氏(ダイヤモンド社 週刊ダイヤモンド編集部)を拝聴。詳しくは著書「図書館を使い倒す!」を参照されたい。
取材という実戦の中で、必要な情報は何か、手に入れるためにはどこに行けばよいのか、そしてそれらが可能なサービスを行うためには何が図書館に必要なのか。図書館を実際に訪れ使いこなしている者からの言説には説得力がある。現場で百戦錬磨の記者と自分と相対したら、明確な、そしてそんなハイレベルのユーザを満足させれるサービスができるのか。自問自答。いずれにしても、もっと既存の理念や理想にとらわれない外部ユーザの視点から、図書館の意義についての発言があってもよいと思う。
懇親会も出席。顔見知りの方と挨拶したりされたり。また紹介されたり。以前はお互い「名前は聞いたことがある人」で終わっていたが、最近になってこうした繋がりから新たな協力関係やサービス展開に繋げてゆく事ができるようになったように感じる。自分の立ち位置が変わってきたとでも言うのだろうか。ささやかながら、書き物その他が誰かの何かの役に立っていればと思う。
帰宅。「ラ王2.0」の存在をとあるblogで知る。日清のプレスリリースによれば別に麺が2倍(当社比)なだけで2.0とは商品名には入っていないのだが、ここまできたのかと感じる。OPAC2.0なんてワードは今年を、いやこの夏を乗り切れるのだろうか。不安と共に就寝。
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