現代の図書館(45)2
第24回 医学情報サービス研究大会(1)

MidNight Hack

 「[drf:50] OPACにJuNii+をマッシュアップ」という記事が流れた。

 宮崎大学で、先週からOPACの書誌詳細画面に「関連する学術成果」を表示するようにしたとのこと。サイトはここ。書誌詳細画面からタイトルやキーワードを抽出し、JavaScriptでjunii+をRS検索してXMLで返ってきたデータをパースし表示している。カコイイ。

 日曜日にネタをもって長崎講演の予定ではあるのですが、ネタがだんだんマンネリ化していている気がするこのごろ。

 ここで負けてはいけない。(誰に?)

 昔UNIX Userを読みながら作成した、OpenSearchのアグリゲータを引っ張り出し、クライアントとしてデモできるよう実装を開始。知らないうちにWWW::OpenSearchが0.12まで上がっていて、ATOM対応になった。ここで狙うのはOPACと農林水産研究文献解題とのマッシュアップ。この文献解題は、毎年一冊程度ではあるが、農林水産業に関する主要な技術的課題をとりあげてこれに関する研究文献を解題しその内容を紹介するほか、主要な関係文献について体系的に整理し解説を加えている。つまり農林水産研究に関するレファレンスブックといえよう。

 急ごしらえなので無理はできない。文献解題はHyper Estraierでインデックスを作成。OpenSearch対応APIを標準で備えているのがありがたい。

 OpenSearchでのアグリゲートを最終目標とし、今回はOPACの検索結果のうちタイトルから文献解題を引き、関連の情報が入手できるサービスを目指して実装を開始。
 WWW::OpenSearchをアップグレード……そして動かなくなった。

 例によってPerl使いの後輩に無理を言って解析を依頼する。いくつか改良点を指摘されたので、ぽちぽちと直して……とりあえずOPACは検索できるようになったが、ヒット件数の多い単語を入れると速度がガタ落ち。何とかしたいのだが次期システム待ちか。

 OPACの検索結果からHyper EstraierへOpenSearchを使ってタイトルを検索語として投げるようにしたのだが、こちらはうまく行かず。

 ああもう時間がない。まだ一日あるし、寝坊して飛行機に乗り遅れないよう、寝よう。 

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