図書館退屈男が「図書館戦争」状況〇一を見る
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はい、今週も図書館退屈男が本筋とはまったく関係なく図書館の描写だけを綴ります。

今回の見所は武蔵野第一図書館地下書庫。

  • 上階への搬送用ダムウェーターが数機ありますね。
    結構リクエストがくるのでしょうか。参考:公式サイトギャラリー(中央上から3つめ。)
    ただし、美術ボードの書架はどうも固定式に見えます。微妙に決定稿とは違うようです。このあたりは追って詳しく。
  • 「756って何番書架?」十進分類の756の発音は台詞のとおり「ななごうろく」が正解。連番ではないので「ななひゃくごじゅうろく」ではないのです。
  • 郁がひっくり返したブックトラック。先週と仕様が違う。ていうか長辺に取っ手があると横から押せないし最上段に本が置けないような気がする。
  • 出納が遅すぎて利用者に差し戻された本。
    この本のタイトルは「金箔芸術の世界 (日本のxxシリーズ)」?「金箔」の字が微妙で読めないけれど、表紙には金の壷。ちなみにNDCで756は「金工芸」。おお、分類が合っているぞ。ついでに背ラベル。三段目にシリーズの通番のような数字が。
  • バーコードラベルが表紙に貼られてる。うちは裏表紙だけど。そういう装備ポリシーなのでしょうか。
  • 「本の分類もできない特殊部隊(と書いてタスクフォースと読む)って何だよ」いや、君たち出納だけで分類自体はしてないから。銃が使えてヘリからリベリング降下ができて熊を一撃で倒してかつ分類も出納も素早い司書って何だよ。正に図書特殊部隊。
  • 夜になりました。消灯した地下書庫の書架から漏れる明かり…。あ、集密書架だ!はっきり分かります。1.5階位の天井高に2段の積層書架。しかも集密書架。
  • 積層書架は下段の書架の上に増床して上段を作ります。でも下段を集密書架にするとその柱になる書架が動いてしまうわけで…。床も太めだし。
    なにか上段を支える建築技術が正化30年代には開発されているのでしょう。
  • それにしても書架は結構詰まっています。閉架書庫がほぼ満タンというのは結構致命的。きっと排架担当者は今後の収蔵場所に頭を痛めているはずです。あの規模ならもう数階地下に書架がありそうですが。

Bパートは武蔵野第一図書館メインカウンター前エントランスから。(参考:公式サイトギャラリー(左段上から3つめ))

  • 待合用の長イスの数を考えると、閉架書架主体なのかな。良化特務機関に狙われないように?考えすぎ?
  • でも広いなあ。貧乏性なので「余ったスペースに新聞のブラウジング台を…」などと思ってしまいます。2階に開架書架と新着雑誌を排架しているのかなあ。
  • 夜。柴崎と特訓中に読んでいる資料。「上級図書館員のためのリクエスト検索用語辞典」(武蔵野第一図書館[編](表題紙は見えないので書誌は表紙から採りました))。館員向けテキストを自製しているのですね。右開きだから縦書き。何が書いてあるんだろう。リクエスト検索。読みたい…。
  • 謎の不明図書リスト。「分類番号欄」は NDC-(著者名先頭一字ひらがな)-数字2桁 。この数字2桁は何を意味するのか。シリーズものの通番ではなさそう。著者記号の補助か。それとも受入番号か。でも2桁は少なくないか。受入番号をつけているなら出納はそんなに苦労はしないぞ。連れ合いと議論沸騰。
  • そこへ鳴り響くサイレン。良化特務機関の急襲。利用者は強制的に館外退去。正化の世は図書館利用も命がけ。

あとは図書館ネタがないのでこのあたりで。また来週~。


いつまで続けようかこのシリーズ。そしてポスターの情報はいまだ入らず。クレクレタコラ。

「俺と…two man cellを組んでくれ…」ならカコイイ!と思ったのになあ。

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